▪︎FF+MMOのテーマパーク
とにかく色んな要素(遊び)が入ってる。
0、マップ
0-1、フィールド
0-2、インスタンス(専用フィールド)
1、バトル
1-1、ダンジョン
1-2、ボスバトル
1-3、PvP
1-4、ジョブ
1-4-1、タンク
1-4-2、DPS
1-4-3、ヒーラー
2、クラフター(モノ作り)
2-1、基本のモノ作り
2-2、レベル上げした後の難しいモノ作り
3、ギャザラー(一次職業)
4、移動
4-1、徒歩
4-2、チョコボ
4-3、飛ぶ
4-4、水
5、ゴールドソーサー(カジノ)
5-1、麻雀
5-2、チョコボレース
5-3、トリプルトライアド
5-4、ロードオブヴァーミニ(リ)オン
5-5、アスレチック
5-6、ミニゲーム
6、経験値集め系
6-1、蛮族(お使い)クエスト
6-2、デイリークエスト(ID巡り)
7、トレジャーハント(宝箱)
7-1、地図集め
7-2、宝物庫
8、武器強化クエスト
8-1、コンテンツ巡り
これらが入っている。
▪︎これらが全て「FFらしい」
チョコボやモーグリなどを始め、音楽や各シリーズをオマージュした敵キャラなどにより、凄くFFらしい仕上がりになってる。
テーマパークと評したのはそれ故。
色んな要素があり、随所にらしさがある。
▪︎遊び…と書くには抵抗がある
それは「ゼルダの伝説(ティアキン)をやった」から。
あの名作と比較すると、遊ばせる作りというよりは「これを出来るようにしました→遊びは自分達で考えてね」という方がしっくりくる。
つまり「要素」。
書き出していった時に分かったが、各要素があまり整理されていない。
ティアキンの時はスラっと書けたくらい「全体として整理されていた」。
FF14はグチャっとしてる。
例えば「蛮族クエスト」。
これは項目としては「遊びではある」。
…のだが、実際としては「お使い」。
あそこいって、あれ貰ってきたら経験値上げるよ〜っていう。
つまり「全然面白くない」。
これを「遊び」というには非常に辛い。
という事で次。
▪︎ただし、一度経験すると「全て作業」
ダンジョンしろ何にしろ、とにかく「作業感が強い」。
MMOという特性上、何度も同じことをする必要がある。
…が、ランダム性やアドリブ要素もないため、完全完璧な「作業」。
*ランダム性やアドリブ性の排除はプロデューサー&ディレクターの吉田直樹さんが、狙って作っているとどっかのメディアで発言している。
そのため、一度経験したモノは全て作業と化す。
▪︎その割に一個一個が複雑怪奇
バトルにしろクラフターにしろ「スキル回し」という概念がある。
FF14というのは「ボタン押してアクションを実行する」。
このボタンを押して、次これ押すとコンボになりますよ〜とかいうやつ。
それが、各職業につき「30個以上」ある。
どれが何の効果があり、どう関連してるかを調べて理解する必要がある。
単なる移動の時に使うモノでも、ダッシュ、テレポ、デジョン、バディと4種類ものアクションを駆使する必要があり、既にハードルが高い。
▪︎しかしながら「ストーリーはさすが」
FFのストーリーテラーっぷりを遺憾無く発揮してます。
新生エオルゼアと蒼天のイシュガルドこそイマイチですが、それ以降のストーリーは数千円出す価値があるモノです。
▪︎向いてる人
「勉強が好きな人」。
前述の通り、全てにおいて「答え」が用意されている。
「答え=最善の効率でクリア出来る方法」。
それ加え「理解できればとても易しい作りになっている」。
あれとあれが関係してて、これとあれがこうだから〜ってやれる人にとっては、やるほどに面白くなっていく。
▪︎向いてない人
「飽きっぽい人」というか「新しい事が好きな人」。
いわゆる「サッカー」とかの「ランダム性が強いモノが好きな人」は「向いてない」。
「楽しむために前提知識がいる」という、とても面倒な作りになっている。
筆者のような、いわゆる「説明書を読まないタイプ」はゲーム内だけでは理解不能。
しかもネットゲームであるため、罵詈雑言も飛び交う。
迷惑をかけながら進むには「迷惑がかかりすぎる」というバトル仕様(1人落ちると他の負担は増大する)も相まって、基本的にはやめておいた方がいい。
▪︎まとめ
FF14は「FFのテーマパーク」。
最初はとても楽しい。
しかしながら一度経験(理解)すると、それ以降は「完全な作業ゲー」。
*作業ゲーに「狙って作ってる」ため、それが仕様です。
合う人には合うが、合わない人には合わない。
そんなゲームです。
ストーリーだけやってみるというのはオススメではあるんだが、いかんせん「最初の2本がつまらない」。
後半になるにつれて面白くなるため、それも含めて「初心者キラーなFF14」です。
やるなら腹括ってやって下さい。
お手軽お気楽に楽しめるモノじゃないです。
お読みいただき、ありがとうございました。